荒茶製造施設①お茶ができるまで

東山茶業組合

2019年06月23日 08:00

おはようございます!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

お茶の製造は、明治時代中頃までは全て手作りでした。現在では、近代的・衛生的な製茶機械によって作られています。
茶園で栽培された生葉を荒茶に仕上げる工程を簡単に説明します。

①摘 採
4月下旬から5月頃に新芽を摘採するのが一番茶となります。

②生葉コンテナ
工場に搬送された茶葉は一度に製茶できないため、一旦生葉コンテナに保管し、鮮度保持・品質劣化防止のため送風して生葉温度は管理されます。

③蒸 機(むしき)
荒茶製造品質の90%は蒸しで決まると言われており、茶の中で最も重要な工程です。
蒸し時間によって「味・香り・水色」が決まります。
40秒前後は普通蒸し、80秒以上でコクが深くまろやかな味の深蒸しになります。




         次回②へつづく

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