宮城まり子さんのこと

東山茶業組合

2020年03月24日 12:43

こんにちは、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

春本番の穏やかな陽気となりました。あちこちで桜が見頃ですが粟ヶ岳は少し遅れます。



桜木(掛川市)の「ねむの木学園」の宮城まり子さんが亡くなられました。

宮城まり子さんは東山に縁故の深い方です。そのことは昭和43年発行の「東山郷土誌」に載せられています。

私が東山に嫁いできた時にはこの書籍はあり、東山の過去を知らない人にとって興味深い読み物でして何回も目を通しています。

宮城さんは本名は「本目真理子」といい、この本目(ほんめ)姓のお宅も今も東山に1軒あります。

東山出身で旧日坂村の村長を務めた本目籐十氏の弟の子で両親の菩提寺は大野の長松院です、

作曲家の兄さんが昭和35年掛川市原川で交通事故で亡くなっています。昭和43年供養を兼ねて掛川市に来られたが、映画「砂の女」ロケで有名になった浜岡町(現御前崎市)の美しい砂丘と環境に良さにひかれて「ねむの木学園」を建設されたようです。

上皇ご夫妻とも交流があり、まだ障がい者に対しての福祉が行き届かなかった頃より私財を投じて活動してきた宮城さんのご冥福をお祈りいたします。


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