明日から11月

カテゴリー │東山日記

こんにちは、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

早いもので明日から11月、今年の大半が過ぎ去ってしまいました。

最近はお天気が良く静かな日が続くものですから、茶草場の草刈りも進んでいるようです。

里山に人の手が入り管理することにより東山の山に生育する草花が次世代へ受け継げられていきます。

150年ほど前から東山では茶畑の畝の間にも山草をいれることを常として行ってきたのですが、それが結果的にササユリなど競争に弱い草花が茶草場で守られて生き続けてきたのです。

少し前までは他地区にはすさまじい勢いで繁殖している「セイタカアワダチソウ」も東山地区にはそんなになかったのですが、最近はは黄色で背が高いので目につくようになりました。これは地下茎と種子で広がるようです。

草刈りも進みもうひと月もすると、東山のあちらこちらの山々はハゲ山になっていきます。

草刈りのプロですからとてもきれいに刈り上げます









豊かな自然環境がおいしいお茶と多くの草花・生き物を育んでいきます。




 

のどかな秋の日

カテゴリー │東山日記

こんにちは!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

もうすぐ11月、しだいに秋も深まってきました。朝は冷え込むので起床時にはついつい厚着をしてしまい、今日のような穏やかな小春日和には途中で暑く感じ、着替える始末です。

今、東山は乗用摘採機のナラシの騒音も終わり、草刈り機のエンジン音が合間に聞こえますが、風もなく静かな農村って感じです。



今が旬のシュウメイギク・・・植えた覚えもないけど昔から裏の法面に毎年咲いてます。
色々な種類があるようでこれは八重咲の濃いローズ色。一重や白もあります。



裏山から山水が1日中流れてます。今は市の上水道を使ってますが、ここに嫁いだ頃は東山は山水生活でした。昭和50年代ですのでそんなに大昔ではありません(大昔だよと言われそうですがガーン

よく年中水温が一定してると言いますが確かに真夏でも少し出しっ放しにしていると、とても冷たい水になります。

山水の頃は色々たいへんでした、水が出ないと蛇口を調べると、サワガニの甲羅や小石が詰まっていたり、ヒルが出てきたとか?

とにかく東山人は自然と一体化してたくましく生きてきたんですね。ニコニコ








 

茶畑の中、静大生のよさこい踊り

カテゴリー │東山日記

こんにちは!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

風は強いですがさわやかな秋晴れとなりました。

静大のよさこい踊りのサークルが茶畑の中で円舞するため、粟ヶ岳がよく見渡せる高台で踊りました。



   (若い人の踊りはキレがよくて見応えあります)



4~50名くらい大勢の若者がオリジナルのお揃いの衣装で圧倒されました。

初めに「音楽~ちゃっきり、茶のかお~りぃ摘まにゃ日本の茶にならぬ~音楽」と歌ってましたので茶畑から踊ったのでしょう。

まだ他の場所でも踊りを撮ってビデオ編集して1本の作品にするようです。

テレビ局や新聞社も来ていましたので近い内にメディアで拝見できるかもしれませんね。ニコニコ






 

地面からシイタケ?

カテゴリー │東山日記

こんにちは、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

昼過ぎです、朝はすぐにも降りそうな曇天でしたのに今は陽も差し気温も上がってきました。

さて近所の方から「シイタケ栽培してる原木の下の地面から大きなシイタケが生えているよ」との電話あり。

すでに採ってありましたがむしり取ったらしいので、石づきは裂けてました。

シイタケ菌が地に落ちて成長したのでしょうか?こちらでは60年近く原木シイタケをしてますが初めて見たとのことです。

もっと高さはあったので30cm、傘の直径は10cmほど。シイタケは成長しすぎると傘が巨大になりますが、上には伸びません。






時間と共にバラバラになってしまいました。えーん


 

製造工場の掃除 2日目

カテゴリー │お茶づくり施設

こんばんは、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

昨日は午後から雨模様となり気温もグッと下がり、晩にはエアコンの暖房をいれてました。そしたら他の部屋にいた猫達が集まりソファを占領されてしまいました。あったかいことがわかるようです。

昨日と変わり好天気となった今日、女性部も交えて40名以上の大所帯で製造工場の掃除2日目です。

機械や床などの拭き掃除など普段は省いてしまうところも例年秋冬番の後は丁寧に掃除しております。

1年使用した感謝と、そしてまた来年新茶期に気持ちよく工場の機械たちに稼働してもらえるように。










これから朝夕は冷えてまいりますので、体調を崩されませんようにお過ごしください。


 

荒茶工場の掃除 1日目

カテゴリー │お茶づくり施設

こんばんは、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

今朝は一番冷え込んだような。朝はもう日向の方が心地良いくらいです。

ほんの少し前まで半袖で過ごせたのになんだか秋が短くて冬が近そうですね。

本日は秋冬番も終了して今年1年間お世話になった工場の掃除です。明後日にも丁寧に2回目の掃除を女性部も一緒に行います。






茶期ごとの掃除の都度、大型のコンプレッサーをレンタルして来まして、機械の下など大風量で飛ばしてしまうので普通のコンプレッサーの風量ではおもちゃのようです。





 

本日 秋冬番摘採終了

カテゴリー │お茶づくり施設

こんにちは、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。




今年最後のお茶刈りの秋冬番摘採は今日にて終わります。ここ2、3日はまた夏のように暑かったのですが、今日は過ごしやすい気温になりました。

それでも今日が最後と茶畑を飛び回っていたらさぞかし暑いと思います。



粗揉機・・・おおまかに言うと「蒸し」の次は揉む工程

揉む・・・粗揉機(そじゅうき)右揉捻機(じゅうねんき)右中揉機(ちゅうじゅうき)右精揉機(せいじゅうき)・・・・

何回も茶葉の形状に適した機械によって最後は針のように伸びた形に仕上げます。

お茶は揉むことによってうまみ成分が揉みだされ、お湯に出した時によく出るようになります。

後は保存できるように乾燥させたのち、荒茶出荷となります。






 

昔からある懐かしいお菓子

カテゴリー │東山日記

おはようございます、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

発生した台風14号の影響で雨天3日目、今日の夕方に最も接近するとのことです。

明日には台風一過となり、またお茶刈りを再開できるのではないでしょうか。

初めて「たいふういっか」という言葉を文字を見ないで聞いたとき、鯉のぼりが頭に浮かび、「へぇー、台風にもお父さん台風やお母さん台風があるのか?」と思ったものです。(笑)

私たちの年代の人が子供の頃から食べているお菓子がいまだに売られています。皆さんがたくさん食べてきた超ロングセラー商品で愛されてきたのですね。



ミレーフライ・・・同じミレーフライにも色々なメーカーがありますが、このパッケージが昔からの記憶にあります。

名古屋の渡由(わたよし)製菓です。ビスケットを揚げて塩をまぶしてあり、歯触りはかたくてコクがありおいしいです。

孫の保育園でもかなりの確率でミレーフライがおやつに出てます。1才児にはかたすぎないのかな。

昭和39年東京オリンピックの年に発売され、その頃は今のようにたくさんの種類のお菓子はなかったのでさぞやおいしかったとおもいます。




横綱あられ・・・これはドレッシングかけとなってますので味はちょっと違いました。

昭和30年代にはお菓子は袋に入って包装されていたのではなく、菓子屋の店頭にあるガラス製の横向きにおいてある瓶の中にバラで入ってました。

ふたはブリキで子供が買いにくるとおばちゃんが手づかみで小さな白い紙の袋に入れてくれるのです。たぶん5円か10円くらいだったと思います。

ピーナッツに衣を付けたうすピーもあって、遠足の時は何種類か買ってきたものです。

このブログを見てくださる年代の方にはわけのわからない話かもしれませんね。





 

ひと休みの雨の日

カテゴリー │東山日記

こんばんは、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

朝から雨模様、お茶刈りも疲れて来た頃でここらでひと休みです。

今シーズン初めて寒さを感じました。今までずっと半袖で良かったのに出かけるのにどの位冬っぽい服装でいいのか悩みます。

昨日の蒸し・・「蒸す・揉む・乾燥」の最初の工程、これから6~7時間かけて荒茶になります




家の孫はバナナ大好き!デザートに三度食べるくらいです。

買い置きしたバナナはバナナスタンドにつるしてありますが、熟してくると自らの重みで皮がむけてきます。

「食べてくれーっ!」って言ってるようです。

こうなると食べころ、やはり果物は採ってすぐより熟した方がおいしいですね。






 

製造工程の撮影隊

カテゴリー │お茶づくり施設

こんにちは、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

空は曇天、涼しくていいのですが午後過ぎには雨の予報です。

当組合の取引先であるお茶屋の中根製茶さんが荒茶製造の工程を紹介する動画・画像を撮影に来られました。



昨日は茶園に出向き摘採を撮り、今日は工場内です。じっくり時間をかけて撮影されてましたよ。

これはユーチューブにUPされるようです。見てみたいですねニコニコ


秋の味覚・・・アケビ

近年、自然環境の変化や動物に食べられてしまうこともあり、野生のアケビは減少して希少価値が高まっている果物です。

ブログのネタに使えたらと山で取ってきたものをわざわざ家に届けてくれました。

「ホントはもっと紫色してたらいいんだけど」と。カゴまで用意してくれました。ありがたいことです。

パカッと割れて秋の色満載です。








 

秋番摘採は順調に進んでいます

カテゴリー │お茶畑の働き者

こんにちは!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

朝はすっかり秋の気配でひんやりしてますが、日中は特にお茶刈りには暑すぎるくらいの陽ざしです。

開始以来お天気には恵まれていますし、フル摘採状態ですので茶畑はどんどん片付いていきます。

摘採といっても乗用摘採だけでなく、まだまだ可搬型茶刈機も活躍しています。



男性が乗用摘採しているあいだに女性だけで茶工場に刈った生葉を何回も運ぶのはたいへんです。






台風が発生したようです、ここら辺りにも影響があるのでしょうか?心配ですね。





 

秋番の生産と秋の空

カテゴリー │お茶づくり施設

こんにちは!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。
 



今朝の空!秋らしい空のうろこ雲、でもしばらくして見ると飛んで行ってしまったのかもうありません。

よく言いますね「変わりやすいのは男心と秋の空」。女でしたか?コロコロ変わります。今この時間には一面どん曇りの空です。

秋番摘採2日目です。フル摘採でもいいのですがそんなには刈れないようです。

昨夜から1号出荷となりました。組合員が一生懸命刈ってきてくれまして、たくさん製造できました。

秋番出荷は大海(だいかい)という何重にもなった紙の袋を使います。ほぼ全自動で結束まで行われ、出荷パレットにも30キロ大海を担ぐことなく乗せることができるのです。










 

秋番開始

カテゴリー │お茶畑の働き者

こんにちは、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

本日から秋番摘採が始まりました。雲は多めの秋空ですが雨の心配もしなくていいような好天です。

お茶刈りは一番茶・二番茶・三番茶・秋冬番(しゅうとうばん)と年の最初に生育した順に呼んでいきます。

三番茶は一茶後の更新園の株を揃えるための茶刈りで、ほとんどの茶園は刈らないで今刈る秋冬番茶になります。













赤と白の彼岸花が揃いました。