改植の植え付け

東山茶業組合

2020年03月25日 09:23

おはようございます! 掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

日中は春爛漫ですが夜中から朝にかけては冷え込みます。この頃は防霜ファンがブンブン暗い内からにぎやかに回っていて、この辺りの春の風物詩になってます



また新春~春は茶園の改植作業があります。長い間生育してくれた古い茶株を抜いて幼木に植え替えます。植え付けは3月~4月上旬の1番茶前時期に行います。ヤブキタの1年生ですが小さい苗で植えてあるのが目立ちません。

この植え付け作業の前段階が大変な仕事です。元の茶園の古い大きな株を抜いたり、暗渠(あんきょ 地面に隠れた排水路)を設置し大きな石の撤去など土づくりをして整地していきます。



こちらはマルチと呼ばれるビニールのシートで地面をおおい、雑草をはえにくくしたり、地温をあげます。品種「さえみどり」の2年生ですので苗は少し大きいのです。

改植すると4~5年は収穫できませんが茶園の若返りのために行われます。

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