ススキは茶の冬布団

カテゴリー │東山日記

ススキは茶の冬布団

おはようございます。もう暑い日もなくなり秋まっしぐらを感じる深蒸し茶の里、東山
茶業組合です。

東山といえば粟ヶ岳、その裾野にもススキの季節がやってきました。
毎年粟ヶ岳の茶文字の周りにはススキなどの下草が生えますが、これを刈るのも
深い秋の仕事です。

東山の茶葉は葉厚が厚く育ち、深蒸しに耐える健康な茶葉が自慢ですが、代々
私たちはススキなどの下草を刈っては裁断し、畝間に敷き詰めて冬を越させる準
備をしています。

枯れた下草は畝間でサクサクと乾き茶の木の根元を暖める冬布団となるのです。

どうして手間をかけるのかと聞かれることがありますが、これは東山の茶農家が
代々受け継いできた茶への愛情です。
一緒に寒い冬を越えて美しい春を迎える為の作業になっています。

秋はススキ、名月をみながらお茶とお団子、邪魔者にされるススキも秋の風情を
もらたしてくれるものです。
私たちはススキが終る頃、冬支度をはじめています。



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