カケガワフキバッタのこと

カテゴリー │東山日記

おはようございます、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

静岡新聞に「カケガワフキバッタ」のこと載っていました。ふじのくに地球環境史ミュージアムという博物館に「カケガワフキバッタ」の標本が収蔵してあるようです。

アフリカでバッタが大発生し、農作物などに大きな被害を受け人間の生活をも脅かすというニュースも聞きます。

そんな猛烈に勢いのあるバッタばかりでなく、粟ヶ岳を住処とする「カケガワフキバッタ」は羽が退化して飛ぶことができなくて後ろ足でける程度の移動しかできなくておとなしいバッタなのです。

静岡県の大井川~天竜川間のみ生息し、1998年に新種として命名されました。

学名はParapodisma awagatakeensisi Ishikawa・・・粟ヶ岳の名前と命名のバッタ類研究者である石川氏の名前が入ってます。

和名は山のフキの葉の上でよく見られたことに由来したらしいのですが、家で数年前にサツマイモを作ったとき葉の上にいっぱいいました。

そして葉を食べまっくていました。カケガワイモバッタでも良さそう?

また絶滅危惧種(近い将来、絶滅する危険が高い)の「フジタイゲキ」という植物も「カケガワフキバッタ」もここ東山の大切な資源ですので大切にしていきたいですね。

カケガワフキバッタのこと


まだ幼いバッタ、全身緑で食欲旺盛(9月頃撮る)
カケガワフキバッタのこと




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この記事へのコメント
写真のバッタはツチイナゴの幼虫ですね
Posted by   at 2023年06月27日 23:35
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    コメント(1)