茶畑の扇風機?

カテゴリー │お茶づくり施設

茶畑の扇風機?

おはようございます。掛川東山茶業組合です。

お茶畑を通る方はニョキニョキと生えた細い電の上に扇風機のようなファンがつ
ていることに気づいていらっしゃると思います。
これはなんでしょう。ご存知ですか?

これは防霜(ぼうそう)ファンと言う、お茶づくりにはかかせない施設です。

読んで字の如く、これは霜(しも)の被害を防ぐ為に設けている送風機なのです。

場所によりますが、高さ5mほどの柱に取り付けたファンは、お茶畑に向けて少し
下向きに取り付けてあります。

春になり、大切なお茶の芽や葉が育つ時期に冷え込むと被害が出てしまいます
から、冷え込む地表に向けて少し高いところの暖かい空気を送って温度をあげる
ことで霜がおりにくいようにしています。

これらの防霜ファンは温度を検知するセンサーやタイマーによって動かしています。

長い間に故障するものもありますから、定期的にチェックするのも仕事の一つです。

高いところにありますから小さく見えますが、案外大きいものです。
今度写真を撮ってお見せします。



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この記事へのコメント
はじめまして。
えっ!!あれって防霜ファンなんですか?
私はずっと、もぐらよけの扇風機だと思ってました・・
茶畑通るたびに、子供にもそう説明してました・・
ほんとにビックリして、朝の忙しい時間にも関わらず、
コメント書いちゃいました。
これからは霜よけだと説明します。
Posted by toyotoyo at 2008年11月26日 07:30
toyoさんこんにちは コメント遅くなりました。
畑などではもぐらの害も大きいようですがこれは防霜ファンと申し
ます。広い茶園に一斉に立つ様子はちょっとした風景です。
またお子さんとご覧になってくださいね。
Posted by 東山茶業組合東山茶業組合 at 2009年01月19日 11:50
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    コメント(2)