やわらかく厚く透き通る

カテゴリー │お茶摘み風景

やわらかく厚く透き通る

今年は静岡県のお茶の生産量が低かったと言われますが、3月の
霜の害でお茶摘みの時期が遅れたことが大きな原因でした。

東山は掛川の中山間地、平地より少しゆっくり育つ分、被害は
少なく、健康なお茶を育てることができました。

東山は深蒸し茶を専門に作っていますが、これはゆっくり育つ
分、やわらかくて健康で厚い葉のお茶が育つ地であるからです。
一年丹精したお茶の木は今年も美しく密度が高い萌えを見せて
くれました。

東山は粟ヶ岳の風の恵みも受けています。
茶畑に吹き降ろす風は温かく茶葉をゆらしています。
やわらかい緑の茶の萌えの中を通り抜けていきます。

作業の一服で座れば太陽に透けたやわらかいお茶に包まれます。
もっとも茶農家としてうれしい頃なのです。


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