牧之原開拓史

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こんばんは 掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

牧之原や東山はお茶の大産地なのは広く知られた大事実ですね。その始まりのおはなし。

江戸幕府から明治維新になった時、大勢の徳川の家臣たちは仕事がなくなりました。生活のために働かなくてはならず、武士たちは刀から鍬に持ち替え牧之原に入植したのが明治2年、今年で「牧之原台地入植150周年」なのだそうです。
牧之原開拓史



武士たちは慣れない開墾作業に苦労したようです。そうでしょう、今は平らな台地になってますが当初は凸凹だったと思います。文明なる機械もない時代、現代人のように軟弱な体力ではなかったでしょうが大変な苦労だったことでしょう。

また明治になると大井川にも橋が掛かり、失業した川越人足も同じく開墾に従事したようです。

東山郷土誌によると、明治15~6年頃茶の栽培に着手する者出て、それから山林を伐採開墾、茶を植える者増加してきたようですから、牧之原の後のようです。

明治30年頃、手揉みの優良茶が出てきて、茶は有望なものと意識しました。それ以来120年、東山の先人達は現代の私達が想像外のイバラの道を歩いてきたことは想像できます。
 
  菊川アエルにて読み聞かせで聞きました。そのほか菊川の堀之内に鉄道の駅舎設置のドラマも。文明開化ですね。
牧之原開拓史





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この記事へのコメント
ご来場いただき、誠にありがとうございます。

2021年2月28日には『牧之原開拓史』の続編、『静岡茶●航海記』を菊川文化会館アエルの大ホールにて上演します。

是非、ご来場ください。

お問合せは、菊川文化会館アエルにて。
Posted by 静岡県史制作静岡県史制作 at 2020年10月25日 22:46
ずいぶん前のブログ見て頂きありがとうございます。新上演会にはまた行きたいと思います。
Posted by 東山茶業組合東山茶業組合 at 2020年10月31日 14:40
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