あがりのお茶

カテゴリー │お茶の楽しみ方

あがりのお茶

寿司屋さんに行きましておいしくいただいた後、「あがりくださいな」などと言って
お茶をもらうことがありますね。

掛川の深蒸し茶処、東山茶業組合です。

「あがり一丁」などと板さんも応じてくれますが、慣れないと「あがり」なんてなか
か言えなくてどぎまぎしますが、聞いてみれば「お茶ください」でよいそうです。

関東へまいりますと、醤油を「むらさき」などと呼んだりと通には通の呼び方も
あるようですが私たちは醤油やお茶でよいのでしょう。

さて客商売というところは客が喜ぶようなサービスをしなくてはなりませんが、
花柳界や水商売ともなりますと、スルメのことを「当たり目」と言うのは「あたり
まえ?」、お客様に喜ばれる名前に変えております。

お茶も同じでありまして、お茶をひく(客がつかないこと、こないこと)ようでは
いけませんから、お茶といわずに(お客が)「あがる」という。

すぐにお茶を出しますからこれを「あがり」と言ったことからはじまったとか。

面白いものですね。

寿司屋さんでお茶をひいていてはいけません、お客様いらっしゃいと飲み物
を出す。さんざんおいしいものを楽しんでいただいて、最後は「あがり」で濃い
目で熱いお茶で口の中を洗ってもらうわけでございます。

寿司屋さんでも皆様のお宅でも、飲み茶としても東山茶業組合の深蒸し茶
をお試し下さい。

お茶にするとか、ひくとかと申しません、全て「深い」ご縁でつながっております。


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