八十八夜とは

カテゴリー │お茶のことわざ話

八十八夜とは

こんばんは、日本一の深蒸し茶を生産する掛川東山茶業組合です。

師走に初夏の話しでもありませんが、お茶の農閑期の話題としてお茶に関係する
言葉を紹介しています。

「八十八夜」という言葉はよく使われますが、どういう日になるでしょう。ご存知ですか?

八十八夜とは立春から数えて88日目の日になり、毎年5月の2日頃にあたります。
この時期になると写真のように、東山では組合農家が家族揃って一番茶(新茶)摘み
がはじまります。

ちょうどゴールデンウィークに当たりますから、手伝いのみなさんも入っていただき休み
返上で賑やかにお茶摘みがはじまります。

特別なお茶を摘むわけではありませんが、「八十八夜」に摘んだお茶は特別なお茶と
して珍重いただいています。

古くから八十八夜のお茶を飲むと長生きするという言い伝えが広く伝わっていますか
ら、親孝行のお茶として購入される方も多くいらっしゃいます。

来年はいかがでしょう、私たちも企画してお分けしなくてはいけませんね。

それでも一年で一番忙しい頃は、茶農家は親も子もありません、親こそベテランの茶
摘名人ですから、一家そろって長生きのお茶を摘み取ります。

私たちの育てる茶葉は他の地域とは違い、葉の厚さが厚く深蒸しにむいています。
そこから深蒸し茶の里として知られるようになりました。

来年は八十八夜(ゴールデンウィーク)には風薫るお茶の山にお越しください。



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